『河は眠らない』
芥川賞作家の開高健、プロ野球選手の常見忠。
釣り人にとっては我が国のルアーフィッシングのパイオニアとして名高い両雄が魅せられた鱒族の聖地へ。
尾瀬方面から酷道(酷い状態の国道の意)として有名な奥只見樹海ライン352号線を越え、朝マズメの北ノ岐川に到着。
まるで暗黒大陸のようなロマンに満ちている奥只見エリア。
雄大な自然が育んだ大イワナがHITする可能性を秘めており、1キャストごとに胸が高鳴る。
秘境とはいえ、そう簡単にコトが進まないのが釣りの世界。
盆期間中の本日、入渓点には数多くの県外ナンバーが停車し、ところどころに真新しい足跡が目につきプレッシャーの高さをヒシヒシと感じさせられる。なかなか魚の姿が見れず苦悩。
人から逃げ込むように小さな支流を開拓してみることに。
奥只見素人でも入渓しやすいエリアは足跡多め。
竿抜けを狙うと戯れてくれるもアベレージサイズなイワナ。
ボウズは回避出来たところで、シエスタを挟み只見川本流を狙ってみることにした。
夏としか言えない絶景
この景色に身を置いていると日々の些細な出来事がどうでもよくなってくる。
夢心地の中、2時間程度遡行するも尺イワナのチェイスが一度のみ。
本流を諦め、上州屋の友人と開拓した癒しの支流へ。
昨年と状況は変わらず、居るべきスポットでチョロチョロと釣れるも小型イワナばかり。
15時をまわったところで納竿。
また訪れよう。ありがとう銀山湖。
最後に
先日(8月上旬)、南会津の伊南川水系の小滝川で釣り人が襲われる事件があった。
この地に足を踏み入れる際は 熊に対する準備を抜かりなく。
Fish and Donuts
釣りとレコードは暮らしを彩る至福のひと時。 主に北関東での トラウト / アジング / タナゴ / シーバス etcの釣行記録となります。
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