8月下旬。
連休をいただき、退勤姿ままパートナーを乗せてイーハトーヴa.k.a.岩手県へ。
この地には所縁がある。
幼少期に母の実家(釜石)に立ち寄りつつ、90年代に一世風靡した安比高原リゾートで過ごすことが我が家の休日であった。
安比高原近隣の小さな渓流を覗き込むと岩影に魚がチラチラと見えていたことを思い出す。
はたしてあの魚は一体なんだったのか?
実際のところ見当はついてしまいますが、予備知識無しで幼少期の記憶を頼りにするセンチメンタルトリップ。
初日は盛岡エリアを探索し、夜は安比高原リゾートにステイ。ウン十年振りの再訪に否が応にも胸が踊る。
岩手の地酒を呷り、早めの就寝。
夜明け前に起床し、パートナーが寝ている隙にチェックアウトの時間まで冒険開始。
山を越え、さらなる山奥へ。
部屋には行先のメモを残し、事前準備は万全に。
この看板をみて怯えるどころかワクワクしてしまう。男はいつだって子供で身勝手な生き物たる所以か。
藪を掻き分けて小規模な渓流にエントリー。
anglers system/BUXを流すこと数キャスト。
拍子抜けするくらいあっさりとHIT
はじめましての イーハトーヴ産イワナ
ここからが岩手の本領発揮。
管理釣り場のペレットタイムを彷彿させるような何をしても釣れる状況に突入。
贅沢にもスプーン、ミノーでは物足りなくなり、REBEL/Weeフロッグを水面でヒョコヒョコ踊らせるともんどり打って捕食してくれるエキサイティングな釣りを堪能。
ザラポーチでも持ってくればヨカッタな。
そんなこんなで あっという間にツ抜け。
15匹は釣ったであろう。
十分堪能したところで予定時刻よりも2時間前に納竿。
パートナーとモーニングを食べ、温泉に浸かった後、幼少期に訪れた渓流へ。
間違いなくここだ!
身を乗り出して川を覗き込むと母親に「危ないから辞めなさい」と怒られたことがフラッシュバック。
「あの岩影から魚がチラチラ見えたのがワクワクしたんだよ」とパートナーに当時の状況を説明しつつ、岩陰にRebel/ミノーを入れると・・・
!?
「やっぱりイワナだったんだ」
何十年の時を経て邂逅した魚。
生涯、記憶に残る一尾となりそうです。
Fish and Donuts
釣りとレコードは暮らしを彩る至福のひと時。 主に北関東での トラウト / アジング / タナゴ / シーバス etcの釣行記録となります。
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